アプリで2回目以降の軌道でも前回の情報を保持したい場合、自作ファイルに出力するのもいいですが、それ用のファイルが用意されています。今回は備忘録も兼ねてまとめておきます。
プロジェクトを右クリック>「追加」>「新しい項目」を選択する
C#の項目>全般にある設定ファイルを追加する

変数名・型・スコープ・初期値を設定する

スコープの内容は以下の通り
- ユーザー:変更可能な設定値。ユーザーが設定可能な項目などに使用する。
- アプリケーション:設定変更ができない設定値(Readonly)。バージョン情報などを格納するのに使用する。
設定値へのアクセス
作成したファイル名と同じ名前でクラスとして定義されるので、以下のようにアクセスする。
例:MySettings.settingsの場合
MySettings.Default.{名前}
参考
今回の資料で使用しているプロジェクト:https://github.com/GrapeJuicer/ClipOverlay
C# WinUI3 の[設定ファイル]でユーザー定義の構造体データを保存する手順 – マゴトログ シュミニイキル